お仕事する前に・・・

面接テクニック

● 唯一ナマの自分を見てもらえる機会、ここを重視している企業も多いはず

-その2-

【挨拶や言葉づかいは】

到着したら「本日面接でお伺いしました○○と申します」などと元気よく挨拶をします。面接の前から選考は始まっていると思ってください。「うん」などのため口や過度の丁寧語はさけ、社会人としての言葉づかいがきちんと身に付いていることを理解してもらうためにも普段から練習しておかないと、とっさに出てしまうこともあるので気をつけてください。通常の目上の方に対する「です」「ます」で充分です。

そして、第一印象は結構その人の印象として残ってしまいますので、表情も緊張しまくった怖い顔をしないで、少し余裕のあるように見えるニコやかな表情(ニヤニヤではなく)で面接官の質問に応対するようにしてください。

【志望動機やPRなどは】

一つの質問に対しては1分程度の返答ができれば丁度いいと思います。「はい」「いいえ」だけではなく、なぜ「はい」なのかも面接官の質問には含まれているものです。「なぜ当社を選んだのか」は必ずといっていいほど聞かれることです。かっこいい返答をしようと作りすぎると言葉に説得力がなかったりしますので、失礼にあたらない程度の正直な気持ちもかえって好感が持てたりしていいと思います。

ある程度聞かれそうな質問はだいたい決まっていたりしますので、職務経歴書の作成時に自分を見つめなおした時に、整理しておきましょう。

「自分はこんなにいい人間なんだ」ということを解ってもらうための面接だと思って、気持ちアピールをおりまぜて返答ができれば、それなりに評価してもらえるはずです。

【合否決定までの注意点】

不採用の通知が来ても、落ち込まず前向きに次の企業へすばやく気持ちを切り替えられるようにポジティブに受け入れましょう。不採用の理由はたいていが、「自分より優秀なライバルがいた」か「自分の経歴が合格基準に達していない」ことがほとんどなので今さらどうにもならない問題ばかりです。「ではどうしたらいいのか」を考えサクサク行動していかないと次のチャンスも逃してしまうかも知れません。

合格の通知があれば、初出勤日などを聞かなければならないので、事前に質問しなければならない項目を考えておきましょう。転職の人の場合で、給料などの条件面を面接時に確認できてなかった人はこの時にしっかりと条件面を確認しておくといいと思います。

内定もらうまで頑張って

もし複数の企業に同時に応募していて、合否が決定していない企業や、いくつも内定をもらっている場合のために、その都度優先順位をつけておくと「内定をもらったのにどうしよう」と返事に困ることもないと思います。そのような時のために自分が初めて出勤できる日に余裕をとっておくと、一つづつ解決できます。ある企業に出勤してから優先順位の高い別の企業の内定が決まったから、先に出勤していた企業をやめるのは大変な迷惑がかかるのでしてはいけないことです。初出勤日までに別の内定をもらっている企業には断りの電話を入れておきましょう。

 

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